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2009/09/02

Vol. 14 「落ち着いてプレーできる場所」柳沢敦

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柳沢敦/プロサッカー選手 京都サンガF.C. フォワード
1977年5月27日、富山県生まれ。小学校1年生のときに、サッカーを始める。富山第一高時代には1993、95年の全国高校選手権に出場し、活躍。3年連続で高校総体にも出場した。
1996年に鹿島アントラーズに入団。同年8月にJリーグ初出場を果たした。2003年6月からイタリアセリエAのサンプドリア、04年6月から同リーグF.C.メッシーナに在籍。2006年鹿島アントラーズに復帰した後、08年には京都サンガF.C.に移籍。同季に日本人最多得点である14点をマーク。オフ・ザ・ボールの動きに定評があり、高い技術とスピードは日本随一。
背番号13。
 鹿島アントラーズから京都サンガF.C.に移籍する時、何の不安も無かった。移籍のきっかけになったのは加藤久監督や秋田豊コーチから声をかけていただいたこと。サッカーを続けてきた中でとても信頼できる二人からの誘いだったので、安心してサッカーに集中できると考えた。
 フロント、監督、コーチそしてチームメイトとの「信頼関係」というのは選手にとって非常に大切なことだ。信頼されているということは精神的な支えのようなもので、自分にとって「落ち着き」をもたらしてくれる。チームメイトを活かすための広い視野、相手ディフェンダーとの緻密なかけひき、パスやシュートの正確性etc…。これらは冷静で落ち着いているからこそ、プレーとして表現できる。信頼の分だけ結果を出さなければならないというプレッシャーもあるが、それ以上に良い方向に影響するものだと思っている。サンガというチームは信頼関係が強く、全員が「共に戦っている」というチーム、ファミリーのようなチームであると感じている。サンガに移籍できたことは、とても幸せなことだったと思う。
 京都に引っ越すことについても、ネガティブな要素は無かった。自分は富山出身なので、両親や地元の友人達が「京都は近いから、これまで以上にスタジアムに応援に行ける」と喜んでくれたのはとても嬉しかった。今、妻と共に住んで約1年半になる。どこに何があるかが解ってきて愛着を感じるようになり、少しずつ京都に身体が馴染んできた気がするが、同時に京都の奥深さも感じている。雑誌やエリアマップなどでは紹介されなくとも魅力的な場所がたくさんある。また山・河・緑がどこにいても見渡せ、いつも自然を感じることができる。魅力に満ち、心を穏やかに落ち着かせてくれる京都は、地域全体がスピリチュアル・スポットであるように感じる。
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 COCON烏丸は、今回のイベント(8月9日(日)のトークショー&サイン会)の開催会場となったが、京都に住み始めて間もない頃からよく遊びに来ていた。上品でお洒落な印象があり、レストラン・ショップ・映画館が揃い、興味深いものが多いので気に入っている。今も休日にはたまに立ち寄っている場所だ。先日、加藤久監督と「老香港酒家京都」で一緒に食事をする機会があり「選手集めてまた来よう」という話になった。チームメイトとまた遊びに来られる日を、今から楽しみにしている。
 京都サンガF.C.は、歴史を大切にする京都という地域に本拠地を置いている。これからサンガは「サッカーの歴史」をこの地に刻み、根付かせ、京都の人にもっと愛していただけるようにしなければならないと思っている。そのためには自分自身含め、選手が魅力的なプレーをファンやサポーターに見せ、チーム自体も良い結果を残して盛り上げていかなければならない。ひとりでも多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、サッカーの魅力、サンガの魅力を直に感じていただけるよう、これからも頑張っていきたい。
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京都サンガF.C.公式サイト

唐長文様「天平大雲」