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2018/02/01

2017年京都シネマBEST10 

2017年京都シネマBEST10 

2017年京都シネマBEST10

3/3(土)から4/6(金) 朝10:10 / 12:35

 毎年、京都シネマスタッフとお客さまの投票で選ぶ、昨年度の映画BEST10が決定。

 ヘンテコな家族のロードムービー『はじまりへの旅』からはじまり、社会問題、サスペンス、SF、戦争、エンターテイメントなどを経て、過去の過ちに苦しみつづける男を描いた静かな秀作『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で幕を閉じます。

 

3/3-3/9

10:10- 『はじまりへの旅』

12:35- 『ラ・ラ・ランド』

 

3/10-3/16

10:10- 『わたしは、ダニエル・ブレイク』

12:35- 『女神の見えざる手』

 

3/17-3/23

10:10- 『メッセージ』

12:35- 『ハクソー・リッジ』

 

3/24-3/30

10:10- 『米軍(アメリカ)が最も恐れた男その名は、カメジロー』

12:35- 『ドリーム』

 

3/31-4/6

10:10- 『giftedギフテッド』

12:35- 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

 

 映画には、ジャンルというものがあって、作品を別のものにされてしまいがちではあるけれど、ある人がアイデンティティを駆使して作った作品の根底にある、欠くことができないものは、”他人”なのだと思う。100パーセントの理解へなんて到底たどりつけない他人について、映画は、それがあたかも、いま・どこかで起こっている誰かの人生みたいに、またはあたしの友だちが経験しているみたいに、そしてもしかしたらあたしのだったかもしれない人生みたいに、目の前に突き出される。それが、友だちの話を聞いてもらい泣きしてしまったみたいに、ハッピーで踊り出したくなるときもあるし、自分のことのように悲しくて帰り道で泣きやめなくなったりしちゃう時もある。そういった行為は、実際の経験には及ばないにしても、”あたしじゃない”他人との向き合い方をなんとなしに示してくれる、とびきりの優しさにみちた行為なのかもしれない。

 あたしが投票した個人的ベストのなかで京都シネマのベスト10に仲間入りしたのは、『メッセージ』。エイリアンとの接触するなかで、主人公の世界が大きく広がっていく。そして彼らのことばを知ることによって、彼女は分断という危機に直面した世界を救っちゃうというヒーローみたいな話。

 主人公が、なかなか彼らのことばを理解できずに、焦ったり、頭を抱えては寝ずに朝を迎えたりするところを見て、ああ、これってあたしたちが今生きているこの世界のはなしだ! と思った。国が違うひととはもちろん、同じことばを交わしているはずの人とでも、話がうまく伝わらないということはよくある。ジャック・デリダは、語り合うことそれ自体が暴力だと言っていて、それはつまり、ことばにすることで、相手に手渡すまえに、大半のものは手からすり落ちてしまうからだって。けれど、こぼれ落ちてしまった未完成のことばでも、それがたとえ一瞬であっても、光が見えるような瞬間があるのも事実であって、その一瞬がこの先一生生きていけるかもと思えるぐらいに素晴らしいことなんだ。『メッセージ』は、未知なる宇宙への探求という現実離れした何かについての映画ではなくて、あたしたちが生きるこの世界の物語でもある。

 2018年もこういうセンス・オブ・ワンダーな作品にたくさん出会える年になればいい。そして、たくさんの人と語り合える場が、劇場であればいい。『メッセージ』以外も、もちろんたくさんのドキドキと世界を広めてくれるような驚きの作品をたくさんご用意してお待ちしています。

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