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2018/02/20

『ニコトコ島』『石と歌とペタ』舞台挨拶決定!

ユルりユルりと大阪弁で繰り広げられる奥行きのあるおしゃべり映画

大力拓哉、三浦崇志監督作品『ニコトコ島』『石と歌とペタ同時上映 & 舞台挨拶決定

3/3(土) 18:45の回 上映後 登壇者:大力拓哉監督、三浦崇志監督

 

 2007年に『タネ』でデビューし、現在も大阪を拠点に作品を発表しつづけている幼なじみの二人、大力拓哉と三浦崇志。今回、京都シネマでは、映画祭でしかほとんど上映されてこなかった『ニコトコ島』(2008年)と『石と歌とペタ』(2012年)を劇場公開します。初日の3/3には、監督ふたりがそろって舞台挨拶に登壇予定。

 

 現実と非現実のあいだの空間。どこかに向かう船で向かうどこかわからない島での冒険。どこかのラーメン屋、どこかの海。男の子たちが小学生的な会話――目についたもの、頭に浮かんだことを何の気なしに口に出して周りが反応する、みたいな会が繰り広げられていく。本来、映画が発明した技術、登場人物の感情をクロースアップによって映像だけで伝えるというものを一切省いた、ロングショットの映像と、ユルい会話だけの映画だ。あらすじだけを紹介しようとすると、男の子3人がどこかへ行き、歩き回る、話す、歌う、ときどき変なポーズをする映画とだけしか言えないんだけど、これが見ていて不思議と飽きない。

 小さいころ、現実の日常のなかにひょっこり現れるファンタジーが大好きだった。ハリー・ポッターでは、ロンドンの真っ赤なバスに揺られていくとロンドンの街中に”漏れ鍋”っていう魔法使いのパブがあったり、ダレン・シャンは、奇妙なものが好きな普通の男の子がフリークショウに行ったがためにヴァンパイアになってしまったり、梨木香歩の『裏庭』はファンタジーの世界への入り口が友だちの家の裏庭だったりとか。そういうのを観ているとファンタジーと呼ばれる世界ってほんとうはこの世界とは別にちゃんと存在していて、実は気づかないところに紛れこめる入り口があるんじゃないかなんて思うと今だってドキドキする。

 

 『ニコトコ島』と『石と歌とペタ』はそういうファンタジーにあふれた話ではない。妖精も悪魔も魔法使いも出てこないんだけど、現実なのか夢なのか分からなくなる感じになる。圧倒されるぐらい大きな岩山はジーっと見てると巨人に見えてくるし、顔が森のなかから浮かんできたりする。忘れてしまっていた自然の魔法みたいな力を思い出す。

 ファンタジーじゃないんだけど、ファンタジーみたいな不思議な映画が、たくさんの人の目に、心に焼き付けば幸いです。京都シネマでは3/3から一週間限定で、18:45~二作品同時上映します。

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