• お問い合わせ
  • アクセス

SHOP NEWS

2018/03/05

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』舞台挨拶決定!

米軍統治下の沖縄で米軍に対して”NO”と叫び続けた男の生涯を追ったドキュメンタリー。

佐古忠彦監督作品

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー舞台挨拶決定!

3/25(土)  10:10の回上映後 

登壇者:佐古忠彦監督(TBSテレビ報道局編集部プロデューサー)

 

 戦後まもなく、アメリカの占領下に置かれ、人々が不当な扱いを受けていた沖縄。その沖縄で、米軍を敵に回し、祖国への返還のために立ち上がった男が、瀬長亀次郎である。沖縄の戦後史は、本土のそれとは異質であるということを初めて知った。1956年には、高度経済成長の只中にあり、本土では「もはや戦後ではない」と言われていたらしいけれど、沖縄ではその3年前から米軍が強制的に土地を取り上げたりとか、1955年には嘉手納幼女強姦殺人事件が起こったりとか、「もはや戦後ではない」とはまったく別の、弱い立場にあった。

 

 小さいころ沖縄に行ったことはある。家族旅行と中学校の修学旅行と二回だけ。でも、あのころは楽しいがすべてだったし、修学旅行もたぶんそういうところに連れて行かれたんだろうけどまったく覚えていない。だから、大人になるまで沖縄のことを知ろうなんて思いもしなかったというのが正直なところ。けれど、まあ大人になると楽しいがすべてで はなくなってしまって、嫌なこととか悲しいこと、怒りにじっとしていられないことなんていうのは、日々ざらにある。 ニュースを流し見してるだけで普天間基地問題が頭の片隅に残る。だって二回しか行ったことのない場所だって日本だし、 彼らはあたしと同じ言葉を使ってるんだから。そういうとき、あたしがいつも思い出すのは、スーザン・ソンタグのことばである。

 

傾注すること。注意を向ける、それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込む こと。そして、自分に課された何らかの義務のしんどさに負け、みずからの生を狭めてはなりません。 傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生き としていてください。(『良心の領界』スーザン・ソンタグ、NTT出版)

 

 瀬長亀次郎という個人を追うドキュメンタリーのなかで見えてくるのは、個人の世界以上に広く開けた世界である。 知らなかったことを知るというのは怖い。これまで自分が執着してきたものをすべて打ち壊すぐらいの破壊力。だから、そのしんどさに負けそうになるんだけど、瀬長亀次郎の強さを思うと負けてられないなとも思う。

 

 何度も投獄され、それでも沖縄の人々を魅了し続けた彼のことを、あたしと同様知らなかった! という人はきっとた くさんいるだろう。歴史は過ぎてしまった過去ではなく、現在と地続きにつながり、あたしたちの時代に溶け込んでいるのだから、過去を知ることは無駄ではないはず。だからこそ、ぜひ劇場に足を運んで、目撃してください。

 

 京都シネマでは、3/24〜3/30の一週間、連日10:10〜上映します。

  • HOME
  • COCON KARASUMAについて
  • 店舗・施設案内
  • オフィスフロア
  • 館内のご案内
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • イベント&インフォメーション
  • ショップニュース

営業時間 11:00~0:00

※店舗によって異なります

  • COCON KARASUMA は京都サンガF.C.を応援しています。

唐長文様「天平大雲」